◆2017年9月30日(土) 大阪・大阪市都島区民センター

『Osakaでバコーン!』
★2017年9月30日(土) 大阪・大阪市都島区民センター
観衆277人(超満員)

 
▼オープニングマッチ 15分一本勝負
○黒音まほ vs 上福ゆき●
5分58秒 片エビ固め
※変形フェースバスター

 
▼第二試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権試合 15分一本勝負
<王者>○優宇 vs 小橋マリカ●<挑戦者>
6分57秒 片羽絞め
※第1267代王者が防衛に成功。

 
▼第三試合 3WAYマッチ 20分一本勝負
中島翔子 vs ●伊藤麻希 vs のどかおねえさん○
10分10秒 片エビ固め
※バックフリップ

 
▼第四試合 20分一本勝負
○辰巳リカ vs のの子●
8分43秒 片エビ固め
※ミサイルヒップ

 
▼セミファイナル 20分一本勝負
○坂崎ユカ&まなせゆうな vs 山下実優&滝川あずさ●
14分20秒 片エビ固め
※マジカル魔法少女スプラッシュ

 
▼メインイベント TOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
<王者>○才木玲佳 vs 瑞希●<挑戦者>
14分36秒 片エビ固め
※ジャックハマー。第4代王者が初防衛に成功。

 

30日、大阪・都島区民センターにて「Osakaでバコーン!」がおこなわれた。ハイパーミサヲの前説はマイクの不具合によりポーズ撮影会(カメラチェック)から地声での挨拶で始まったが、いざ始めたところでマイクが復調。その後は順調に諸注意、そして大会スタートのコール。

 

オープニングマッチは黒音まほvs上福ゆきのシングルマッチ。初対戦のまほに「ハロウィンのコスプレ?」、「ここは区民センター内。渋谷センター街じゃないから」と上福。しかしまほに襲われると「こんなの初めて!」と逃げ惑う。マットへの顔面打ち付け、チョーク、エプロンでのネックブリーカーと劣勢の上福。しかし髪を掴まれたため「Don’t touch my f×××ing hair!」と激怒。コーナーでのサミングで反撃。ビッグブーツ、ドロップキックも。ボディスラムにも成功した上福だったが、まほはバックブリーカーからスリーパーでダメージを与え、最後はシスター・アビゲイルのような体勢で上福の顔面をマットに打ち付け、3カウントを奪った。

 

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第2試合、優宇vs小橋マリカはアイアンマンヘビーメタル級選手権試合。同期対決は試合前の握手の際、小橋が奇襲。丸め込みの連発で追い込むとコーナーでマシンガンチョップ。しかしリング中央での最後の一発は阻止され、一本背負いからアームロックを食らう。小橋はランニングネックブリーカーでペースを取り戻すとバカチンガーエルボー、さらにハーフボストン。しかし愛してますチョップはキャッチされ、そのまま優宇が旋回式サイドバスター。そこからワキ固め、巴投げからの腕十字とサブミッションで攻め込む優宇。しかし小橋も雄叫びをあげながらチョップ合戦。ドロップキックを決めると串刺し式での逆水平、続けてスイング式ブルドッグ。ロープに振っての払い腰は首固めで切り返してみせる。それでも優宇は落ち着いて再度、払い腰。片羽絞めは小橋がいったんは立ち上がったが、優宇は技をかけたまま投げ、さらに締め上げてギブアップ。

 

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第3試合では中島翔子、伊藤麻希、のどかおねえさんが3WAYマッチで対戦。のどかはリングインすると恒例のマイク。今回の試合では3選手ともコスチュームの「色味が被っている」ことに触れ、「こういう時は気を使って後輩が色を変えるんですけど、伊藤は伊藤なんで仕方ない。おねえさんもリスペクトしてるから仕方ない。勝ってこの色味を独占したいと思います」と宣言。伊藤は自身が歌っていると思しきオリジナル曲で水戸黄門風(?)登場。ボディチェック時、木曽レフェリーに「あの曲、何か知りたい?」と振るも、教えはしない伊藤。試合が始まると、伊藤とのどかが二人がかりで攻めようとするが、中島がまとめてローリング・ネックブリーカー。しかし逆襲し中島を排除するとのどか対伊藤の展開に。エルボーを食らっても「痛くねえよ!」と気合いを見せる伊藤。ここで中島がリング内に戻り、伊藤を排除してのどかを攻撃。伊藤も戻ってカットするが、何度もリング下に落とされる。中島はのどかに首4の字から顔面打ち付け。これも伊藤がカットし、中島もリングに落とすと伊藤は中指を突き立てガッツポーズ。しかしのどかにはWARスペシャルを決められる。中島も伊藤にネックブリーカー。のどかと伊藤の連携は中島が阻止。中島が反撃したところでのどかが二人同時に低空クロスボディ。コーナーに登った中島にのどかがバックフリップを決めたが、ここでカバーに入ったのは伊藤。のどかと伊藤のタックル合戦から伊藤は頭突き。そして抱え込み式逆エビ。これはカットされたが、二人まとめてDDTを決めてみせる。中島の619には頭突きのカウンター。のどかにはドロップキックを打ち込み、カバーに入ったが切り返されるとエビ固めの打ち合いへ。勝負を決めようとしたかロープに走った伊藤だったが、これをのどかがキャッチし、バックフリップから片エビでがっちり固めて3カウントを奪った。試合後、リングを降りる際に中島は腹いせのボディブローをのどかに見舞う。

 

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第4試合は辰巳リカvsのの子のシングルマッチ。のの子は序盤から手ブラツイスト、Kカップアタック。胸は強固だと見た辰巳は低空ドロップキックからインディアンデスロック。コーナーでKカップを足蹴にするとドラゴンスクリュー。さらにヒップアタック、よっしゃいくぞエルボー。しかしドラゴンバックブリーカーは阻止され、ルー・テーズ・プレスを食らう。しかしボインメーカーはかわして足4の字へ。ドラゴンスリーパーは辰巳の顔を胸にうずめる形で切り返すのの子。窒息寸前に追い込むとオパイェも決める。トドメのボインメーカーは辰巳がヒップアタックで切り返そうとするが、のの子はこれをキャッチしてボインメーカー。だが辰巳はパイフライフローを逃れるとドラゴン式ツイスト・オブ・フェイト。そしてミサイルヒップを決めて勝利。

 

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休憩明けにはハイパミの司会により、写真集「はじけちゃえ!」購入者を対象とした抽選会を実施。生写真や撮影で選手が着た衣装をプレゼント。

 

セミファイナルはタッグマッチ。坂崎ユカ&まなせゆうなvs山下実優&滝川あずさ。初めて組む山下に「大丈夫?」と言われながら滝川が先発。案の定まなせに攻め込まれ、坂崎にかわったところで滝川は山下にタッチ。すると滝川はマイクを握り、今回の大阪遠征に関するミニ情報を披露。坂崎は車酔いがひどいため、バス移動で弱っていると思われたが、滝川が寝ないで観察したところ、グッスリ眠れていたという。「でもね、アイマスクが裏表逆でした。あと寝相が凄く悪い」。さらに滝川は、まなせが新幹線、それもグリーン車で移動してきたとの情報も。そんな中、山下が攻め込んだところで「先輩の山下選手がいい状況を作ってタッチをくれると思います」とコーナーに戻り、タッチを要求。やはり坂崎にレッグロックで攻められる。坂崎は「おっぱい!」と叫ぶとまなせの胸に滝川の顔面を押し付けていく。顔面攻撃、ヘアーホイップで苦しめられ「美容院いったばっかりなのに」と滝川。坂崎には蝙蝠(ぶら下がり式首4の字)も決められる。しかし隙をついてコーナーで坂崎の背中にヒザを叩き込み山下にチェンジ。山下は坂崎に風車式バックブリーカー。まなせとはミドルキックの打ち合い。そこからバックキック、キッチンシンクにつなげた山下だが、まなせもキッチンシンク。坂崎は滝川にオモプラッタとハーフネルソンの複合技。そこから手のひらで口もふさぐ。さらに山下にはコーナートップからウラカンラナ。再度コーナーに登るも、これは滝川がカットし、ウェディングエルボーを狙う。ヴェールのないコーナーだったため山下に運ばせるとダイブ。しかし坂崎のパンチを食らう。回転エビ固めからスーパーキックを放った滝川。まなせが入るが山下と蹴り合って場外に。坂崎はスライディング・ラリアットからマジカル魔法少女スプラッシュを狙う。しかし滝川が立ち上がってブロック。粘りを見せた滝川だったが、坂崎はコンプリートショットからもう一度マジカル魔法少女スプラッシュを決めてみせた。

 

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メインイベントは大阪で初となるTOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合。王者・才木玲佳に瑞希が挑む。リングインした瑞希には大量の紙テープ。瑞希のセコンドには伊藤、才木には山下がつく。序盤、パワーを活かしたレスリングで攻める才木に、瑞希は柔軟なブリッジと巻き投げ。弓矢固めも完璧に決まる。才木はキーロック、アームロックと腕攻め。瑞希はジャスト・フェースロックを狙ったかバックを取るが、才木はそのまま持ち上げて後方に投げ落とす。コーナーでカウンターのキックを決めた瑞希はコーナートップからクロスボディ。だが才木はこれを受け止め、担ぎ上げて後方に投げ捨ててしまう。キャメルクラッチも長時間決まる。それでも瑞希はドロップキック連発で反撃し、ダイビング・フットスタンプ。才木は場外に落とされたがすぐに戻り、ミサイルキック。蹴りのコンビネーションからバズソーキックも。ジャックハマーは瑞希が切り返し、バックに回ってスリーパー。回転足折り固めも。才木はリープフロッグからドロップキック。バックドロップは瑞希が防いで逆さ抑え込み。飛びついてきた瑞希を抱え上げた才木はタワーブリッジ。しかし瑞希が逆にスリーパーでダメージを与え、ジャストフェイスロック。才木はギリギリでロープに逃れたが、瑞希は場外にコーナートップからプランチャ。リング内ではフットスタンプ。蹴りとエルボーの打ち合いから、瑞希は伊藤の得意技である頭突き。アクアマリンは才木がディフェンス、シャイニング・ウィザードをノーステップ、助走付きと連発。雄叫びとともにジャックハマーを決め、3カウント。才木が初防衛に成功した。

 

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試合後、瑞希の健闘を称えると才木がマイク。「1ヵ月前に念願かなって獲ったベルト、絶対に落としたくありませんでした。瑞希選手、ありがとうございました。私のチャンピオンロードは始まったばかり。これから東京女子プロレスに参戦してる選手、全員を倒して絶対王者を目指したいと思います」。そこに辰巳がリングイン。「私はまだれいたんに負けたことがありません。れいたんのように世間的に知名度があるわけでも、ムキムキの筋肉があるわけでもないし、性格も明るくないです。でも、ここ、リングの上では誰にも負けたくありません! 私がベルトを手に入れて、東京女子プロレスに飛龍革命を起こします! 才木玲佳選手、そのベルトをかけて、私と対戦してください」。これに才木も「よろしくお願いします!」。と、ここで辰巳がいきなり興奮状態に。「おい! お前やれんのか! 私はいつだって準備できてるよ!」と才木に張り手をして退場。呆気にとられた才木は「えっ……親にも殴られたことないのに。でも次のタイトルマッチは辰巳リカ選手、決まりました! 絶対に守るので、東京までぜひ足を運んでください」と挨拶。最後は「元気! やる気! 才木!」で締め。

 

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【試合後のコメント】
才木 けっこう効きましたね。前回タッグで負けて、今回は負けられないって気持ちもあったし、丸め込み系には警戒してたので、そこはうまく切り返せたと思います。でもまさか頭突きを使われるとは思わなくて。あれが最後の最後で凄い効きましたね。頭に響きました。最後の意地みたいなものでベルトは守れました。
――防衛戦の感覚は?
才木 試合っていつも緊張するんですけど、いつも以上でしたね。体も固かった気がするなぁ。絶対勝ちたいっていうのが空回りしたかなっていう部分もあると思います。
――試合後は辰巳選手が挑戦表明をしました。
才木 あれも効いたなぁ、ビンタ(笑)。びっくりしちゃった、急に昂るから。でも、私は誰が相手でもこのベルトを守るし、この(コスチュームの)星も防衛したら増やすので。ここにいっぱいにするつもりなので。負けられないですね。
――辰巳選手とのこれまでの対戦は?
才木 それが、負けたことないとか言われましたけど、闘ったことがないんですよ。そりゃ負けてないでしょって。タッグもないしシングルもない。DDTのさいたまスーパーアリーナ大会で同じチームになったくらいですね。だからデータがないですね。お尻が強いくらいは知ってますけど、実際に肌を合わせてみないと。チャンピオンになるといろんな人が挑戦してきてくれるじゃないですか。瑞希選手もシングル初めてだったんですよ。闘ったことがない選手と闘えるのはチャンピオンならではだなって実感してます。

 

瑞希 今まで当たったことないような小さな動きと、パワーが才木選手にあったから、通用しにくかったりして、やりにくかったです。
――いつもの試合とは違った?
瑞希 もともとシングルが苦手で。リングの中に味方がいない状況が凄い不安なんですけど。(今回は)今までと違う相手で不安だったんですけど、伊藤さんがセコンドついてくれて、出る前も頑張れって言ってくれて、シングルでもセコンドに味方がいるとこんなに強くなれるんだなって思いました。
――試合では頭突きも出しました。
瑞希 もう立てないと思いながらやってたんですけど、凄い声が聞こえたし、伊藤さんの。体が勝手に動いて頭突きしてました。慣れてないから自分も凄く痛くて、頭突きってこんな痛いんだって思いながらやりました。
――東京女子でタッグトーナメント、シングル王座戦を経験。これからの目標は?
瑞希 みんながみんな何かを持っていて、個性だったりベルトだったり。その中で自分は何もないんだなって気が付いて。だからベルトと思ったんですけど獲れなくて。それでも自分っていう存在をたくさんの人に見てもらいたいし、せっかくタッグのベルトもできたし、シングルのベルトもこれで終わりじゃないって思ってるし。タッグのベルトも存在する限りは狙えるし。また伊藤リスペクト軍団で臨みたいと思います。
――何も持ってないということでしたが、今日、何かを持っていると思えたのでは?
瑞希 応援してくれる人がたくさんいました。伊藤さんもいたし。負けちゃったけど、強くなれた気がします。負けたけど次がんばるって言えるくらい。悔しいけど、応援してくれた人に「ごめんね」より「ありがとう」と伝えられる気がします。

 

辰巳 リングで話したことがすべてですが、私はやられたらやり返すし、やられる前にもやってやる女です。10月にはタッグのトーナメント決勝があるので、そこでどらごんぼんば~ずが王者になって、れいたんにもシングルで勝ってベルトを手に入れて、大逆転ホームラン打ちます! 見逃さないでください!

 

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