◆2017年8月26日(土) 東京・後楽園ホール

『BRAND NEW WRESTLING~新時代の幕開け~』
★2017年8月26日(土) 東京・後楽園ホール
観衆927人(満員)

 
▼オープニングマッチ 上福ゆきデビュー戦 15分一本勝負
○瑞希&のの子 vs まなせゆうな&上福ゆき●
10分35秒 キューティースペシャル

 
▼第二試合 アイドル・ランバージャックデスマッチ 時間無制限一本勝負
●滝川あずさ vs 伊藤麻希○
8分52秒 抱え込み式逆エビ固め

 
▼第三試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権試合~未来少女3WAYマッチ 15分一本勝負
<王者>○優宇 vs 小橋マリカ<挑戦者> vs のどかおねえさん●<挑戦者>
8分14秒 片エビ固め
※ラストライド。第1267代王者が防衛に成功

 
▼第四試合 インターナショナル・シングルマッチ 20分一本勝負
○中島翔子 vs ソロ・ダーリン●
10分50秒 ノーザンライト・スープレックス・ホールド

 
▼第五試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○里村明衣子 vs 山下実優●
10分47秒 TKO勝ち
※スリーパーホールド→レフェリーストップ

 
▼セミファイナル ドリームどらごんぼんば~ずvsNEO美威獅鬼軍 30分一本勝負
○辰巳リカ&黒音まほ&越中詩郎 vs 沙希様●&マーサ&ユキオ・サンローラン
10分36秒 エビ固め
※ヒップアタック

 
▼メインイベント TOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
<王者>●坂崎ユカ vs 才木玲佳○<挑戦者>
14分13秒 片エビ固め
※ジャックハマー。坂崎が初防衛に失敗、才木が第4代王者となる。

 

26日、東京・後楽園ホールにて「BRAND NEW WRESTLING~新時代の幕開け~」がおこなわれた。まずはハイパーミサヲの前説から。甲田代表がタッグベルトを披露。さらに高木大社長が三禁Tシャツで登場し、アップアップガールズ(プロレス)の4名を紹介。みう「精一杯がんばります」ひかり「全力で頑張りたいのでよろしくお願いします」ひなの「素晴らしいスタートラインに立てて誇りに思います」らく「らくはんって覚えてください」高木は「今日さっそくあなたたちにお仕事がございます。アイドルランバージャックデスマッチのランバージャッカーとして落ちた選手をぶっ飛ばしてください!」と通達。落ちた選手をピコピコハンマーで叩いてリング内に押し戻すお仕事だと言い、みうは「先輩アイドルさんをぶっ潰したいと思います」と意気込みを述べた。ミサヲがオープニングコールせんとしたところでNEO美軍の曲がヒット。ステージに姿を現したNEO美軍にミサヲが食ってかかる。「あなたたちを今日こそは倒してやりますからね。私じゃなくて俺のリカ、俺たちのリカが! ゾンビガールもいるし、伝説のケツ職人の越中コーチもいるんですよ! うちのリカは日々ケツ特訓を重ねて鋼鉄のケツで粉々にしてやりますからね!」沙希様「何から何まで下品な団体だわ。あたくしはケツケツケツ、そういう言葉が大嫌いなの。血圧が上がるわ。アナタとのやりとりも今日で決裂よ。今日は一致団結して頑張りましょうね」NEO美軍が去るとミサヲのオープニングコールでスタート。

 

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第1試合は上福ゆきのデビュー戦。上福はまなせゆうなとのタッグで瑞希&のの子と対戦する。本日デビューの上福はテンガロンハットにサングラス、さらにホットパンツというコスチューム。上福が先発を買って試合スタート。瑞希がエルボーからコーナーにぶつけていくと、手ブラツイストへ。続いてKカップアタックで潰された上福。ローンバトルを強いられた上福は突然英語でしゃべりだして瑞希を動揺させてトーキックで動きを止めることに成功。続いてまなせがヘアーホイップで続く。上福がボディースラム。これはカウント2。しばらく捕まった瑞希だが、まなせにクロスボディーを浴びせるとカサドーラ、さらにダイビング・フットスタンプと攻め立てのの子とタッチ。のの子のボディープレスをかわしたまなせがショルダーアタック。のの子もショルダーで返すとまなせがビッグブーツ。まなせがカカト落とし。のの子がKカップで挟んで跳ね返すとボインメーカーへ。まなせがかわしてビッグブーツ。上福が出てくると2人でビッグブーツ。上福のカバーはカウント2。のの子は2人を同士討ちさせて瑞希とタッチ。瑞希は上福にフェースクラッシャー。クロスフェースはロープに逃げられる。上福もビッグブーツでやり返してドロップキックを繰り出す。瑞希もドロップキックでやり返すもまなせがカット。瑞希は2人まとめてダイビング・クロスボディー。孤立した上福にキューティースペシャルを決めて勝利した。

 

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【試合後のコメント】
上福 痛いし、疲れましたし、まさか一番のペチャパイに負けるとは思わなかったです。酒が飲みたいなぁ。
まなせ 一応、三禁だから。
上福 あ、ノンアル気分で。
まなせ どう、大丈夫だった?
上福 やっぱり一番美しいカップはまなせさんだと思うんで。
まなせ そうだよね、形も柔らかさものの子さんに勝ってるし。それなのに、今日守ってあげられなかったのは……。
上福 自分の乳不足です、完全に。もっと胸を大きくします。
まなせ 大きくして、プロレスをもう一回頑張ろう。これからもよろしく!
上福 お願いします。(お互いの胸を触り)いいおっぱい。
まなせ ご利益、ご利益。
上福 これからもよろしくお願いします。ペコリ。
まなせ アルコールどうこういいますけど、いい子なんで。

 

第2試合は滝川あずさvs伊藤麻希のアイドルランバージャックデスマッチ。場外に転落した際、リング四方を取り囲んだアイドルによってピコピコハンマーで攻撃されてリング内へと押し戻されるルール。まずはランバージャッカーの皆さんが登場。NωAが『ωe are the HERO』入場、Cheer♥1からは永友春菜、尾崎礼香、如月さやが『Ready Go!!!!!』で登場。そして高木レフェリーとアプガ(プロレス)が『Fire』でリングイン。そしてあずさが『なんてたってアイドル』を熱唱して入場。続いて伊藤麻希がLinQの『カロリーなんて』で入場せんとしたが「大人の事情でクビになったから!」と曲をやめさせると槇原敬之の『もう恋なんかしない』をアカペラで入場。ワンコーラス唄いきるかきらないかというところであずさが攻撃して場外に落として試合スタート。さっそくアイドルの皆さんがピコピコハンマーでボコボコに。あずさが落とそうとするも伊藤がショルダーで阻止。あずさはサミングでやり返してコーナーで踏みつける。伊藤はエルボーでやり返してドロップキック。エプロンに出たあずさに伊藤は頭突き。転落したあずさはピコピコハンマーでボコボコにされる。伊藤はコーナーから飛ぶと見せかけてエプロンへ。すかさずクロスボディーを浴びせていったが、伊藤もピコピコハンマーでボコボコにされる。伊藤は頭突きでMAOにやり返し、ピコピコハンマーを奪い取ると殴りかかる。さらにあずさと殴りあうと2人でつかみ合いになってステージへ。すると高木レフェリーがピコピコハンマーで制裁して「中入れ!」。伊藤は一本足頭突き連打。あずさはバイオニックエルボーから結婚したいダイビングエルボースタッブを決めたがカウント2。ならばとトラースキック。しかし伊藤がエルボーを頭突きで迎撃してDDT。そこから逆エビ固めに持ち込む。あずさがロープに逃げる。ならばと今度は抱え込み式逆エビ固めへ。これで伊藤は初勝利。

 

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試合後、場内大『イトー』コール。伊藤がマイク。伊藤「まずそこのアイドルもどき帰れ! オマエら用終わってんだから帰れよ!(ランバージャッカーの皆さんがピコピコハンマーを伊藤目掛けて投げる)おい! ヒデえな。改めて伊藤、LinQクビになった途端勝った! やったー! フリーになってよかった! 万歳三唱しよう! クビ、バンザーイ!×3(観客も一緒に万歳三唱)ウルセーッ! 明日は我が身! オマエら明日クビになるかもしんねえんだぞ。調子の乗ってんじゃねえ、このハゲ! でも伊藤は今日の試合でクビになりそうな社会人に一つアドバイスできるようになった気がする。もしオマエらも明日クビになったとしても伊藤の試合を見れば何とかなる! そして電車に飛び込もうとするヤツもその前に伊藤を見ろ! アイドルとして居場所のなかった伊藤がプロレスでそんなヤツらにちょっとでも希望を与えられることができると思う! 伊藤はクビになる、そんなサラリーマンをプロレスで応援します!(場内『イトウ』コール)アイドル界イチ、プロレス界イチ、カワイイのは?」観客「伊藤ちゃーん」伊藤「ありがとう! ……そうだ、伊藤、帰る曲がなかったんだ」すると伊藤はB’zの『ultra soul』をサビからアカペラで熱唱しながら引き揚げた。

 

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【試合後のコメント】
伊藤 勝ちました! やったー! クビになったとたん勝ったぞー! 疫病神はLinQだったかもしれない。でもLinQの疫病神が伊藤だったことは間違いないと思う。ありがとー!
――ランバージャックという試合形式はどうでしたか?
伊藤 あぁ、ザコザコ、みんなザコ。伊藤にかかれば大したことないよ。特にね、アプガ(プロレス)はね、アイツらまだやり切れてなかったね。プロレスの枠にとらわれて、振り切れてなかった。もっと伊藤みたいなスーパーアイドル、怖いと思うけど歯向かうくらいじゃないとこの業界やってけないと思うよ。
――今後、アプガ(プロレス)もデビューしてくる予定だが。
伊藤 大丈夫、伊藤ならどんな壁がきても乗り越える気持ち、あきらめない心はずっと持ってるから。どれだけ負け続けても、壁は壊せると思う。なぜならば伊藤だから! そして伊藤はね、クビになったけどプロレスで生きる希望を与えられると思うから。全国のクビになるサラリーマンをプロレスで応援したいし、それは学生にも言えるかなって。もう夏休み終わるじゃない。学校に行きたくなくて自殺しちゃう人が8月は多いんだけど、自殺したくなったら東京女子プロレスを一回見てほしいの! そしたら伊藤が、明日も生きてもいいかなと思うくらいの希望を絶対にあげるから。だから、死にたくなったらいつでもおいで、って感じ。

 

あずさ 負けちゃって、これで本当に東京女子の中で一番弱いのが私になってしまって……。正直、今まで負けてもすぐ気持ちを切り替えて前向きに頑張ろうって思えてたんですけど、今はどうしたらいいか分からなくて。みんなプロレスを好きな気持ちは変わらないし、みんな本気で頑張ってて、みんな一生懸命だから。普通に一生懸命にやったんじゃ上にのし上がっていける世界じゃないから。それはずっとずっと分かってたことだけど、あらためて感じたので、また一から頑張るしかないなって思いました。

 

第3試合はアイアンマンヘビーメタル級選手権3WAYマッチ。第1267代王者の優宇は同期ののどかおねえさん、小橋マリカを相手に防衛戦。優宇のパワーに押されたのどかとマリカが結託してダブルのバックエルボー。マリカのマシンガン逆水平から大根斬りチョップ。のどかが押さえ込むもマリカがカット。マリカがおねえさんにドロップキック。これは優宇がカット。マリカは優宇にネックブリーカードロップ。のどかの上に優宇を乗せようとしたが逆に投げられてしまう。のどかにセントーン、マリカにサイドウォークスラムを決めた優宇。串刺し攻撃はマリカがかわして丸め込む。さらにのどかがランニング・クロスボディー。のどかがショルダーアタックからドロップキックで倒すとバックフリップの体勢。これはマリカがドロップキックで阻止。マリカがのどかにブルドッキングヘッドロック。優宇に「愛してま~す」からのダイビング・ブレーンチョップを狙うがブロックされてしまう。優宇はマリカに逆水平。マリカの逆水平連打も受け止めて一発で返していく。向かってきたマリカに優宇は払い腰。これはのどかがカット。そののどかが優宇にバックフリップ。しかしカウント2。優宇はのどかを抱えてエプロンのマリカにぶつけてオクラホマスタンピードから、のどかにラストライドを決めて勝負あり。

 

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試合後、優宇がマイク。「両国大会でずっと夢だったアイアンマンベルトを獲って今日ちゃんと防衛することができました。応援ありがとうございました。マリカとのどかとは去年の1月4日後楽園ホールで一緒にデビューして、デビューするまでも一緒にたくさん練習して、こうしてまた後楽園ホールで3人で闘うことができてうれしいです!」するとここで『スリル』が流れてDDTプロデューサーの男色ディーノが「コングラッチュレイショーン!」と登場する。「私、東京女子にはノータッチです。女子に興味ないし。私は業務連絡しにきました。DDTの9月24日の後楽園で久しぶりにアイアンマンバトルロイヤルをやろうと思っているんですよ。その時にチャンピオンには当然出てもらいたいという旨を伝えに参りました。その時のチャンピオンがアナタかもしれないし、ほかの人かもしれないけど、その時点のチャンピオンがDDTの9月24日後楽園に出ていただきますということをお伝えにきました。あ~ごめんなさい! マイクの続きどうぞ」ディーノは退場。優宇「どうぞって言われても。男色ディーノ!…さん。必ずこのベルトを防衛して来月のDDT後楽園ホールに私が必ず出場しまーす! 改めて今日闘ってくれてありがとうございました。私たち未来少女が東京女子の未来を作っていけるように頑張りますので応援よろしくお願いします!」3人で手を取り合ったがマリカ、のどかが立て続けに丸め込んで、優宇がクリアして脱兎のごとく逃げていった。

 

優宇 ちょっと最後いろいろあったんですけど、まずこのベルト、わたし小学校の時からDDT見てるんですけど、ずっと憧れだったベルトが腰に巻かれてるってことは、今は私のものなので。絶対に守ります。ずっと守り続けて、9月のDDT後楽園ホール大会は、私がこのベルトを持ってリングに上がって、そして防衛しますので、みなさん応援お願いします。
――DDTの後楽園大会への思い入れは?
優宇 ドラマチックですよね。後楽園で試合するよりも後楽園でDDTの試合を見ることのほうが確実に多いわけですから。15年DDTを見てきて、その私が出場するなんてたぶん誰も思わなかったと思います。私は自分を信じてましたけど。私のこのドラマを、みなさんにお見せします。
――今回は同期3人での試合でした。
優宇 去年の後楽園で、マリカとのどかと同じ日にデビューして、特にのどかとは私とのシングルでデビューしたから。個々に負けたくない、負けられないっていう意地があったと思うんですよね。もちろん私も負けられないと思ったんですけど。こうして約1年半たって3WAYができたっていうのは感慨深いというか、こういう場を設けてもらったことに感謝してます。また成長して、3人でここで試合をしたいと思います。

 

第4試合は中島翔子vsソロ・ダーリンのシングルマッチ。中島がダーリンにドロップキック。ダーリンも中島をコーナーにぶつけてランニング・スティンクフェース。ドリンクを飲んで覚醒したダーリンは鋭いローキック。さらにテーズプレスからマウントエルボーを決める。変形のサーフボード、さらにレッグロック、監獄固めと攻め立てるダーリン。中島もダーリンを転ばせて丸め込むとさらに首固め。ブレーンバスターの仕掛けあいはダーリンに軍配。それでも中島がドロップキックを突き刺すとコーナーにぶつけてダイビング・ライダーキックへ。しかしカウント2止まり。中島の丸め込みをかいくぐり、ダーリンはスピア。ドリンクを手にするダーリンだったが中島が奪って飲んでしまう。ダーリンが張り手。中島が口から飲み物を噴き出してしまって木曽レフェリーに被弾してダメージ。ダーリンが押さえ込むもカウントが入らない。ダーリンはスイング式ブレーンバスター。中島も二段式619で反撃に出るとDDTからノーザンライトを決めて勝負あり。

 

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【試合後のコメント】
中島 勝ちましたぁ~! 凄いんですよ! 凄かったんですよ本当に! 興奮してますよ! ソロは凄い怪獣だったんですよ。海外にはあんな怪獣がいっぱいいるのかと思うとワクワクします。彼女は最高でした、凄く凄く最高でした。ソロが日本に来たみたいに、私も海外に行ってみたいなって、凄く思ってます。いつか行ってみたいです、彼女の後を追いかけて。

 

ダーリン とてもワイルドでクレイジーな経験だったわ。DDT、東京女子で試合ができてとてもラッキー。中島は素晴らしい選手、ノーザンライトは凄い必殺技だった。チャンスがあればまた絶対またここで試合がしたい。シュガーラッシュは止まらないわよ!

 

第5試合は里村明衣子vs山下実優のシングルマッチ。山下が猛然と襲い掛かってミドルキック連打も里村もケサ固めに捕らえていくがロープ。ミドルキックの差し合いから里村がエルボースマッシュ。山下もビンタからロープに振ってのミドルキックからローキック。里村が組み付きにいったところをワキ固めに切り返すが山下はロープに逃げる。里村が猛然と蹴っていく。里村がアームブリーカー。さらに腕十字で絡みつくもニアロープ。山下は場外エスケープ。リングに戻ったところで里村は猛然と蹴っていく。里村は高角度のバックドロップ。カバーにいかずコーナーに振っての串刺しエルボー。山下もコーナーから向き直りで飛んできた里村にビンタ。さらに蹴りを入れてコーナーで踏みつけ。松井レフェリーが必死に制す。里村がエルボー。山下がエルボーから向かうも待っていたのはハイキック。里村がDDT。里村は側転キック。デスバレーはかわされるも里村はローキックを連打していく。山下はキチンシンクで止めてハイキック。ジャーマンでぶん投げたがカウント2。すぐさまバズソーキック。しかしカウント2。コブラクラッチから立ち上がろうとする里村を巻き込みながら叩きつけてなおもコブラクラッチで離さない。里村がなんとかエスケープ。アティテュードは里村がかわしてスリーパー。山下はすぐさまロープに逃げる。場内『ヤマシタ』コール。両者は起き上がるとミドルキックのラリー。里村のハイキックが決まるとコーナーへ。山下が蘇生して里村を落とすとバックキック。しかしカウント2。腕を取ってのハイキックからクロスアームジャーマンは投げ切れず、里村が浴びせ蹴り。里村がハイキック。デスバレーで叩きつけ、スリーパーで絞め落とした。

 

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試合後、里村が山下を起き上がらせると、山下は張り手。さらに里村が「打ってこい」というジェスチャー。山下は悔しさをにじませて張り手を連打して再戦をアピール。里村が健闘を称えて引き揚げ、山下は悔しい表情のまま引き揚げた。

 

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【試合後のコメント】
――今回はシングルでの対戦でした。
里村 本当にいい敵と闘ったっていう。実感できますね。
――デスバレーでフォールせずスリーパーまでいきました。
里村 最後、デスバレー返されるんじゃないかと思ったんですよね。カウントいくことなく落としてやろうと思って。東京女子にこういう選手がいるってことは、凄く強いんじゃないですかね。
――試合後も山下選手が向かってきました。手ごたえは?
里村 あります。
――期待通り?
里村 もっといけるんじゃないですか。今日はこれで充分だと思ってても、まだまだあの選手には伸びしろがあるし。山下は山下で突っ走ってもらいたいですね、このまま。

 

山下 やっぱり……強かったですね。でも、不思議なんですけど、凄い楽しくて。空手の試合で負けた時はただ悔しいだけだったけど、やっぱりプロレスって……負けてメチャクチャ悔しいけど、楽しいなって思いました。全部出し切ったので悔いはないし。でもそれ以上に、全部出し切ったのに負けたってことは、やっぱりまだまだ足りないんだなって思いました。でも東京女子プロレスでよかったって思うし、東京女子プロレスの山下じゃないとこういう試合は絶対できなかったと思うので。これで少しでも東京女子プロレスを見る目線が変わればいいんじゃないかなって思います。結果は出なかったけど、これが今の私のすべてです。また絶対に里村さんの目の前に立って、次は勝ちたいし、次はこのままじゃないと思ってるので。また里村さんの前に立てるレスラーにならなきゃいけないって思うし。また頑張ります。
――女子プロ界のトップと闘って追い込む場面もあり、頂上が見えた部分は?
山下 自分で言うのもなんですけど、まったく歯が立たなかったわけじゃない。でも結果として最後、決めきれないっていうのが今の弱点じゃないかと思うし。スリーパーで落ちてしまったので。決めきる部分がまだまだ。ぶっ倒さないと意味がないので。頂上はまだまだですね、見えないです。

 

セミファイナルは辰巳リカ&黒音まほ&越中詩郎vs沙希様&マーサ&ユキオ・サンローランの6人タッグマッチ。ぼんば~ず、NEO美軍と入場して最後に『SAMURAI』が流れて越中が登場。沙希様が越中を睨んでいくと、ぼんば~ずが襲い掛かって試合スタート。越中がさっそく沙希様にヒップトス。リカがエルボードロップで続く。マーサがモップでリカの足を引っ掛けて動きを止めると沙希様がコーナーで踏みつけ。背中へのローキックから踏みつけるもカウント2。ユキオがメスを取り出すと松井レフェリーが必死に止める。マーサが越中を挑発するようにリカにパワーボムを狙うも、リカは着地してドラゴンスクリューでやり返すと替わった越中がヒップアタック連打。越中に沙希様とユキオがサンドイッチPK。ユキオが注射器を持ち出して尻に刺すも越中の尻が硬くて効かず、逆にヒップアタックの餌食に。まほがランニングのショルダーネックブリーカー。ディアボロス狙いは坂口がかわしていく。マーサが出てきてユキオと連係。沙希様のPKはカウント2。まほもやり返してリカとタッチ。エルボーの打ち合いから沙希様がビッグブーツ。リカもヒップアタックでやり返して、ミサイルヒップへ。これはマーサがカット。越中がマーサに、リカが沙希様にヒップアタックの競演。リカがドラゴンバックブリーカーからドラゴンスリーパー。これはユキオがカット。ユキオは越中に安楽死で動きを止めると沙希様がリカにリーマン銀河。マーサもまほに羽根折りでアシストも、リカがロープエスケープ。沙希様がバックブローもカウント2。マーサのモップ攻撃が誤爆すると越中がヒップアタック。リカのカバーはユキオがカット。越中はユキオを客席に投げていく。リング内ではリカが沙希様に丸め込み連発。さらにカウンターのヒップアタックで勝利した。

 

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試合後、沙希様がマイク。沙希様は「確実にツーだったじゃない! ツーだったわよね?」とマーサ、ユキオに同意を求めるも、マーサは終始うつむき、ユキオは指2本でそーっと知らせる。これを見た沙希様は「ギャーッ!」とリング上で失神。そのまま運ばれてしまった。リカ「誰がなんと言おうと沙希様から3カウント獲りました。越中コーチ、今日はありがとうございました」越中「じゃあ、いくぞ! やってやるってー!」越中は退場。リカ「まほ、今日はありがとう。美威獅鬼軍を倒して私たちに怖いものは何もありません。私たちがいちばん強くてカッコいいタッグチームだということを9月から始まるタッグトーナメントで優勝してベルトを手に入れて証明したいと思います。今日は本当にありがとうございました。アイ・ネバー・ギブアップ! ウィー・ネバー・ギブアップ! ウィー・アー・どらごんぼんば~ず!」

 

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【試合後のコメント】
辰巳 にっくきNEO美威獅鬼軍を倒すことができました! コーチ、今日はありがとうございました。
越中 ありがとう!
辰巳 お尻の特訓の成果が出せたと思います。
越中 いけよ! おし! いくぞ~!
辰巳 美威獅鬼軍は倒しましたけど、これで終わりじゃないので。タッグのトーナメントもあるし。私たちが一番強くてクールでかっこいいタッグチームだっていうことを、ベルトを獲って(証明したい)。初代のベルト、誰も巻いたことがないベルトを巻きたいと思います。

 

※沙希様は失神したままマーサ、ユキオに担がれて控室と運ばれていった。

 

メインイベントはTOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合。第3代王者の坂崎ユカは才木玲佳を相手に初防衛戦。才木はCheer?1とともに入場。両者握手をかわして試合スタート。坂崎がタックルからヒザ十字。才木がロープに逃げるも、坂崎はここから左足攻め。坂崎はカニ挟みで才木をコーナーポストにぶつけて、さらにぶら下がり首4の字。エプロンに出た才木の左足にハンマーパンチを振るっていく。才木はアームホイップからキーロックで逆転。坂崎はエスケープ。才木はミドルキック連打からコーナーに固定してのミドルキック。串刺しバックエルボーで5分経過。続くサッカーボールキックはカウント2。そこからヘッドロック。才木のスリーパーは坂崎がエスケープ。坂崎は才木の蹴り足を取ってのSTFを狙うも才木がこれを跳ね返して阻止。ボディースラムで叩きつけるもカウント2。タワーブリッジは坂崎が逃げてステップ延髄。坂崎がスリーアミーゴ。これもカウント2止まり。コーナーに登るも突っ込んできた才木をかわしてローリングのバックエルボー。フランケンは才木が止めて抱え込み式逆エビ固め。さらにキャメルクラッチでギブアップを迫る。坂崎はロープに逃げる。互いにエルボーを打ち合うと坂崎がローリングエルボー。才木もリープフロッグからのドロップキックを決めて15分経過。才木がミサイルキック。これはカウント2。坂崎が腕を取ってグラウンドに引き込むとスリーパー。才木はロープに足を伸ばす。坂崎は魔法少女キック。しかしカウント2止まり。才木もバックドロップでやり返すとキックのコンボ。ハイキックは坂崎がかわしてフランケン。才木も起き上がってバズソーキック2連発。ジャックハマー狙いは坂崎がDDTで切り返してスライディング・ラリアット。ミラクル魔法少女スプラッシュは才木が寸前で回避して後→前とシャイニング・ウィザード。ジャックハマーを決めると坂崎に返す力は残っていなかった。才木はうれしい初戴冠。

 

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試合後、才木がマイク。才木「勝ちました! 海に帰されなくてよかった。私が獲りました! 筋肉があってよかった! 筋肉と出会ってプロレスと出会って、そこで私は夢を見つけました。なんの迷いもなくトレーニングを続ければ夢がかなった。その結果、今、私は東京女子プロレスのチャンピオンになりました! プロレスを始めた頃はただ漠然とチャンピオンになりたいと思ってました。でも東京女子プロレスに参戦するようになって、試合を重ねるたびに東京女子プロレスのチャンピオンになりたいと思うようになりました。私は今日試合をしてて、ユカさんと闘ってて思ったことがあります。プロレスは楽しい! 東京女子プロレスは最高だ! そう思わせてくれたユカ選手、握手はちゃんとしてくれなかったけど、それは彼女なりの強がりだと思う。お礼を言いたいと思います。ありがとうございました。ユカ選手のプロレスへの愛、東京女子プロレスへの愛を感じることがすごく多くて、その想いを全部、今回は受け止めました。ユカ選手の想いだけじゃない、東京女子プロレスみんなの想いを全部全部背負ってこれから東京女子プロレスのチャンピオンとして、この東京女子プロレスをもっともっともーっと世の中に広めていきたい! だから皆さん、これからも東京女子プロレスをよろしくお願いします! 本日は東京女子プロレス後楽園ホール大会にご来場いただき誠にありがとうございました!」最後は「元気・やる気・才木!」締め。

 

その後、スクリーンでは新設されるTOKYOプリンセスタッグ王座の初代王者決定トーナメントに参加する全7チームが発表された。

 

・マッスルストライカーズ(才木玲佳&山下実優)
・みらクりあんず(坂崎ユカ&中島翔子)
・BRAVE☆MATES(優宇&のどかおねえさん)
・どらごんぼんば~ず(辰巳リカ&黒音まほ)
・伊藤リスペクト軍団(伊藤麻希&瑞希)
・婚勝軍(滝川あずさ&のの子)
・trick student(まなせゆうな&小橋マリカ)

 

9・9新木場で1回戦、9・16横浜で準決勝、10・14横浜で決勝戦がおこなわれる(トーナメント組み合わせは後日抽選)。そして2018年1・4後楽園大会の開催もアナウンスされて今年二度目の後楽園大会はお開きとなった。

 

【試合後のコメント】
才木 獲りました! 本当に、私は東京女子プロレスの所属ではないけど、所属選手と同じくらい団体への愛情があるし、この東京女子プロレスを世の中に広める。私だからできることがあると思う。そう強く誓いました。
――坂崎選手とは再戦でしたが。
才木 やっぱり最後まで強かった。正直、途中で心が折れそうになった。痛いし、やり返してくるし。本当にこのベルトを渡したくないんだなっていうのが伝わってきました。
――ベルトは世間に伝えるための武器になる?
才木 そうですね。東京女子プロレスの看板を背負うことになります。テレビとかラジオとかに出ていくときに、東京女子プロレスのチャンピオンっていう出方をすると思いますし、そうしたい。筋肉アイドル兼東京女子プロレスのチャンピオンとしてメディアに出ることで、より多くの人に知っていただけるんじゃないかなと。
――今後はタッグトーナメント、1・4後楽園も決まっています。
才木 もちろんタッグのベルトも狙っています。山下選手とキックのコンビで、ほかのタッグを蹴散らしてやろうかなと思ってます。ベルト2個巻きたいですね。イッテンヨンはカードもまだわからないですけど、やっぱりチャンピオンとして立ちたい。それまで落としたくないです。

 

坂崎 私、負け……ましたね。負けました。今はもう言葉にならない。でも試合は激しく、楽しかったので。これから私がどうなるのかは……修行してきたので大丈夫です。前みたいに逃げたりしません。負けを認めて、さらに強くなる魔法をかけるだけです。ありがとうございました。

 

公式スマホサイト(http://ddtpro.jp)では、全試合の詳報と、大量の写真をアップ!
DDTUNIVERSE(http://ddtuniverse.com/)では、試合映像を公開しています! ぜひご覧ください。