◆2017年3月12日(日) 東京・練馬Coconeriホール

『この際、練馬で盛り上がっちゃお!』
★2017年3月12日(日) 東京・練馬Coconeriホール
観衆507人(超満員札止め)

 
◆オープニングマッチ 3WAYマッチ 15分一本勝負
○ミル・クラウン(9分59秒、ミルクラッチα)伊藤麻希×
※もう一人は黒音まほ

 
◆第2試合 シングルマッチ 15分一本勝負
○まなせゆうな(6分48秒、片エビ固め)のどかおねえさん×
※ネックスクリュー

 
◆第3試合 タッグマッチ 20分一本勝負
○山下実優&中島翔子(18分15秒、片エビ固め)ミウラアカネ&のの子×
※クラッシュ・ラビットヒート

 
◆セミファイナル タッグマッチ 20分一本勝負
○沙希様&マーサ(15分1秒、フットチョーク)辰巳リカ&滝川あずさ×

 
◆メインイベント『TOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合』30分一本勝負
<王者>○優宇(13分18秒、片エビ固め)才木玲佳×<挑戦者>
※ラストライド。第2代王者が3度目の防衛に成功。

 

12日、東京・練馬Coconeriホールにて「この際、練馬で盛り上がっちゃお!」がおこなわれた。ハイパーミサヲと小橋マリカの前説から新テーマ曲による選手入場式へ。のの子がしゃべろうとしたところで『FIRE』がヒットして高木三四郎大社長が登場。高木「今日の東京女子プロレス練馬大会、超満員です! オマエら盛り上がってるかー! こんだけ超満員のお客さんがいて盛り上がっている中、ひじょうに恐縮ですが重大発表させていただきます! 8月26日の土曜日のお昼に2017年東京女子プロレス2回目の後楽園ホール大会をやります!」甲田「すいません!…聞いてないです」高木「そんな会社の重要な機密を甲田さんに教えるわけないでしょう」甲田「年2回後楽園ホールは無理じゃないですかね…」高木「甲田さん! そんな消極的な姿勢でどうすんですか! ここ最近の王子は毎回満員、今日の練馬も超満員じゃないですか! 今、なんだかわかんないですけど、東京女子は何か流行っている感がするんですよ!」甲田「流行っているじゃなくて、流行っている感ですよね。“感”でやるのはどうですかね?」高木「バカヤロー!(40代男性が40代男性にビンタ)目を覚ませ、甲田哲也! 女子プロレス界のTKと言われた甲田さんなら、この流行っている感をチャンスに生かせる! 東京女子のみんなも後楽園やりたいよな! 大丈夫です。私には満員にする秘策があります。だから8月26日、土曜日のお昼に後楽園ホール大会やりませんか」甲田「わかりました。高木さんの秘策を信じてやりましょう!」高木「8・26後楽園大会、決まったんで頑張ってください! 以上!」

 

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高木が引き揚げると、喜ぶ東京女子プロレス勢。改めのの子がしゃべろうとしたところで今度はSIN美威獅鬼軍が登場。沙希様「この場を借りてアタクシ達から重大発表があります。このたびマーサが卒業となりました。マーサちゃんはなんとスプーンを卒業してお箸を使えるようになりました! マーサちゃん、いっぱい練習したものね~。今日はマーサちゃんのその箸使いで白こけしとアナウータンをつまみあげましょう」美威獅鬼軍は退場。改めてのの子が挨拶。「DDT UNIVERSEで世界配信しております! 生中継ですよ! みなさん最初からフルスロットルで応援お願いします。アカネちゃん、卒業前にバストDX、ユニットで参加しますので婚勝をほんの少しだけ封印して…あ、大丈夫。試合中だけだから。バストDX、私は全力で闘います」

 

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オープニングマッチはミル・クラウンvs黒音まほvs伊藤麻希の3WAYマッチ。伊藤は「まとめてかかってこい」と言ってビビったり、「一人ひとりやってやる!」と言ってまほにもクラウンにもボコボコにされたりと踏んだり蹴ったり。クラウンがアームホイップで投げたまほを伊藤が押さえ込むもカウント2。クラウンが伊藤に変形サーフボード。まほが出てくるとクラウンがタッチしてなぜかハンディキャップマッチ状態で伊藤をいたぶり続ける。伊藤はクラウンに逆エビ固めを決めるもまほがカット。まほの串刺し攻撃は伊藤が阻止。クラウンがまほを伊藤に投げるも2度も止められてしまって共闘は決壊。伊藤は「いい加減にしろ!」とまほにショルダーアタック、クラウンにボディースラムを放つ。ヘッドバットをでまほを倒すもドロップキックは阻止されてスリーパーから噛みつき。まほはショルダーネックブリーカーからスイングショルダーネックブリーカーを狙うもクラウンが邪魔。クラウンがまほをリング下に出してしまう。伊藤がクラウンに丸め込み連発。これをカウント2で返したクラウンがミラクルメリーゴーラウンドからミルクラッチαで勝利。

 

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試合後、伊藤は「負けてしまったが、ルックスという点ではミルキー、まほよりかわいいからおあいこだ」と言い始め、さらになぜか『豆腐プロレス』の第8話のあらすじを語り出して「こうご期待」と締めくくると「そんなことより今日の21時から何があるか知ってるか! ファン1万人よるプロレス総選挙、才木玲佳が出てるのに伊藤麻希にはオファーされてない。プロレスを少しかじっただけの松井珠理奈がオファーされて伊藤麻希にはオファーされてない! ふざけるなよ、松井珠理奈! ふざけるなよ、秋元康! ふざけるなよ、テレビ朝日!」すると『FIRE!』がヒットして慌てて高木大社長がリングインするやいなや伊藤にストンピング。高木「テレビ朝日だけは絶対に言うな! いろいろなことがあるんだ! そんなことよりもテメエに話がある。8・26後楽園ホール大会を先ほど発表しました。年2回とは言っても新鮮なこともなく、ましてや土曜の昼間! 大変難しいことというのをオマエは知らないだろう。とにかく生半可な気持ちではできないということだ。俺の秘策とは、この後楽園ホール大会を宣伝する宣伝部長、伊藤麻希に任命する! Twitterのフォロワー数も多い! まあ相互フォローだからぶっちゃけ大したことないかもしれないけど、立派にやり遂げてくれると思う!」伊藤「正直、伊藤はLinQのチケット売らなきゃいけないし、才木玲佳のほうがいいんじゃない?」高木「おい、この声を聴いてもなんとも思わないのか?」場内「伊藤」コール。伊藤「もっと欲しい!」場内大「伊藤」コール。高木「どうだこの大伊藤コール、やってくれるか?」伊藤「やってやろうじゃないか! 何枚?」高木「伊藤さんだけで500枚ぐらいお願いしようかな。オマエならできる!」場内「伊藤」コール。伊藤「ちやほらされて気持ちいい! わかった、伊藤なら1000枚いけるはずだ!」高木は改めて伊藤の8・26後楽園の宣伝部長就任決定をアナウンスした。

 

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【試合後のコメント】
――8・26後楽園の宣伝部長に任命されました。
伊藤 最初から500枚ぐらい売れる人気があれば、グループでデビューしなかったと思う。だから絶対無理だと思ったんだけど、聞いてた? 会場が一体となっての「イトウ」コールだったでしょう? この人たちの期待に応えたいと思って今はやろうという気持ち。伊藤は逃げない。絶対に売り切ります。人気はないけど頑張れば絶対に報われるはず! 伊藤は絶対にチケットを売ります。もしも売れなかったらアイドルをやめます!
――人気はないけどチケット1000枚と言ってしまったが。
伊藤 あんだけの人が「イトウ! イトウ!」と言ってくれたなら大丈夫でしょう。大丈夫、伊藤のかわいい顔面があれば振り向いてチケット買ってくれるはずだから。
――宣伝部長として戦略は?
伊藤 いろんなメディアに露出していかないと。あとは人がたくさんいるところ。駅前とかに出没して宣伝するしかないよね。練馬駅にとりあえずいくか。
――LinQの福岡市民会館と中野サンプラザもありますが、トータルで何枚売らなきゃいけない?
伊藤 夏の後楽園で1000枚でしょう。中野サンプラザがキャパ2000人の半分を埋めるから1000枚でしょう。福岡市民会館のキャパが1500人なので半分の700枚。2700枚をこれから売らなきゃいけない。
――あと3月20日のさいたまスーパーアリーナもあります。
伊藤 さいたまスーパーアリーナが500枚でしょう。だから3200枚。……できる! 伊藤なら絶対できる! 伊藤のこのルックスがあれば絶対にできる! 伊藤は絶対にかわいい。だから絶対にチケットで返ってくる!
――チケットが何枚売れなかったらアイドルを辞める?
伊藤 とりあえず8月の後楽園までに……500枚いかなかったら辞めるかな?
――後楽園の前に伊藤さんがアイドルでない可能性もありますが。
伊藤 (LinQ)解体のやつでしょう? LinQがバラバラになるの。そこで伊藤が残れるかわかんないの。詳しくは伊藤のTwitterを見て。説明すんの下手くそだから。でもかわいくて、プロレスができて、しゃべれて、プロレス界イチ、アイドル界イチかわいいスーパーアイドル・伊藤だよ? クビになるかな? ならないと思うよ。たぶん大丈夫。

 
第2試合はまなせゆうなvsのどかおねえさんのシングルマッチ。おねえさんはDDT UNIVERSEを見ているちびっこに対して「無音になります」と通達してから体操。東京女子初参戦のまなせの入場に歓声が飛ぶ。ゴングと同時に「ゆーな」コールも。おねえさんがヘッドロックでぐいぐい絞っていく。ショルダーアタックからまなせがビッグブーツで倒していくと、ヘアーホイップで投げていくと一部客席からブーイング。まなせはスナップメイヤーからローキック。これはカウント2。さらにコーナーでのストンピングからロープ際でおねえさんを踏みつける。ボディースラムからのカバーはカウント2。おねえさんはビッグブーツをかわしてショルダーアタックでまなせを倒すとさらに低空のランニング・クロスボディー。しかしカウント2止まり。串刺しエルボーからショルダーアタックで倒すと、バックフリップを仕掛ける。かわされるとエルボー連打で倒していく。まなせはカウンターのビッグブーツからもう一度ビッグブーツを放つ。さらにネックスクリューで畳みかけて初参戦初勝利を飾った。

 

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【試合後のコメント】
まなせ 東京女子さんのリングって思っていた以上に熱い。それはお客様もそうだし、それ以上に上がっている選手が熱いからなのかなと。私ももっともっと熱いファイトスタイルでいければいいのかなと思いました。
――今まで上がっていたリングと違ったことは?
まなせ 私みたいなクリーンファイトの人にまさかブーイングが来るなんてと思って、ビックリしました。でも受け入れられたのかなと思いました(笑)。
――今後闘ってみたい選手は?
まなせ どの選手もキャラが立っていて、個性的なので、できることなら全選手とシングルマッチしたいですね。一回みんなと闘ってから、いろんなことをやりたいと思います。

 
第3試合は山下実優&中島翔子vsのの子&ミウラアカネのタッグマッチ。中島は新テーマ曲でリングイン。ミウラは中島にボディースラム。のの子が手ブラツイストで続く。さらにお乳三兄弟で続く。ミウラがシーソーホイップで中島を飛ばすとのの子のKカップへヒット。中島もピンチをかいくぐってエルボーを落として山下とタッチ。山下が鋭い蹴りで続く。替わった中島が右腕を集中攻撃。山下も右腕を蹴っていく。山下のミドルキックはカウント2。散々右腕を攻められたミウラだが、なんとかバックエルボーで中島を倒してピンチを抜け出す。替わったのの子がKカップで中島を倒していく。中島も丸め込みでやり返し、619を狙う。のの子はこれをKカップで跳ね返すとリングに戻してボインメーカー狙い。中島がかわしてライダーキックへ。山下が出てくるとのの子がKカップでぶつかる。替わったミウラがショルダーアタック連発。ロックボトムからカバーするもカウント2止まり。ゴーストバスターは山下が回避して腕を蹴り上げてワキ固め。しかしロープに逃げられてしまう。またもピンチが続くミウラ。串刺し攻撃をかわすと串刺しラリアットを狙う迎撃されてしまう。それでもハイキックをかわしてラリアット。のの子がリングインするとオパイェ発射。のの子がボディープレスもカウント2。山下も反撃に出ると中島がライダーキック。山下がミウラに後ろ廻し蹴り。ミウラもパワースラム、ラリアットで返すがカバーは中島がカット。のの子のオパイェからボインメーカーはカウント2。残り3分。中島のアシストから山下が渾身のラリアット。クラッシュラビットヒートはのの子のKカップで封じ込まれるも、山下はバズソーキックで振り解き、最後は渾身のクラッシュ・ラビットヒートで勝利。

 

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試合後、ミウラが涙ながらにマイク。「ののさん、最後に一緒にバストDXをやってくれてありがとう。ウチがデビューした当時からそばにいてくれて、いろいろ教えてくれて、ずっとかかわってきたことは大事な思い出です。勝ちたかったけど助けにいけなくてごめんなさい。ののさんがいてくれなければ今の私はいないと思います。ののさん、本当にありがとうございました。私が辞めても私のお母さんらしくいてください(のの子と抱擁)。中島さん、私がエキシビションを始めてやった相手、何度もシングルやって悔しい思いをしてきました。その悔しさを感じたから強くなろうと頑張りました。今日中島さんと闘えてうれしかったです、負けたのは悔しかったけど最高の思い出になりました。山下さん、エキシビションから何度も何度もシングルやってきましたよね。今日私は勝てると思ってた。卒業を決めてから全部試合を楽しもうと思って続けてきました。でも今日山下さんにのの子さんに取られて負けたことが悔しくてたまりません。私はこのままやめれないです。3月25日の横浜で私と最後のシングルマッチをしてください」山下「私もアカネちゃんと闘って負けたり勝ったり、たぶん一番悔しい思いをした相手だから一緒だね。今、最後にやりたいと言ってくれたことが嬉しいし、私もアカネちゃんが卒業するまでにシングルやっておきたいと思っていたので同じ気持ちで嬉しいです。シングル1対1で遠慮なくつぶしにいくのでかかってきてください。楽しみにしてます。ありがとう」

 

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【試合後のコメント】
ミウラ (涙)本当に何度も言ったんですけど、私のデビュー当時からずっと支えてくれた、お母さんみたいな存在だったのの子さんと最後にバストDXで組めて嬉しいです。でも負けたことは心残りになってしまうけど、私の要望で組んでもらってうれしかったです。
のの子 本当にお母さんと慕ってくれたミウラアカネできて嬉しかったです。ありがとう。
――最後の相手に山下選手を指名しました。
ミウラ 卒業を決めてからは勝ち負けにこだわらず、最後まで全部の試合を楽しもうとやってきたんですけど、ずっと闘ってきた相手だった山下さんと今日闘って負けたことがすごい悔しくて、ののさんを助けにいけなかった私も悪いんですけど、すごい悔しくて。初めて山下さんとシングルをやって負けてしまった時、すごい悔しかったけど、その時とまったく同じで。悔しくて、悔してたまらなくて山下さんとシングルをしたいと口走ってしまって。最後まで負けたままでは嫌なので、きっちり勝って東京女子プロレスを卒業したいです。

 
山下 アカネちゃんがデビューしてから夏のトーナメントだったり大事な試合で当たって負けたり勝ったり、悔しい思いをさせられた相手で。アカネちゃんも悔しい思いをしてたということで、私も卒業を聞いたときに最後にシングルをやりたかったので、現実として横浜でシングルができるのは嬉しい。でも横浜ではリングに上がれば卒業は関係なく、いつも通りというかお互いにぶつかりあって遠慮なくいきたいと思います。すごく楽しみです。

 
セミファイナルは沙希様&マーサvs辰巳リカ&滝川あずさのタッグマッチ。リカとあずさが美威獅鬼軍に襲い掛かって開始のゴング。沙希様に合体エルボーを決めたまではよかったが、マーサがあずさの脚を引っ張って分断。リング内ではリカが沙希様に攻め込まれる。するとあずさがマイクを持って実況しようとしたが、沙希様がビッグブーツで黙らせてしまう。リング内ではリカがローンバトル。リカはマーサを場外に出すも、すぐさま沙希様がリングインしてミドルキック。場外に出されるとエプロンPKまで食らってしまう。リカもバックエルボーをマーサに見舞ってピンチを脱出。あずさが出ていくもマーサにバックブリーカーで捕獲され、沙希様の強烈な蹴りでダウン。PKのブロックはあっさり読まれて沙希様に背中へローキックを叩き込まれてしまう。マーサのボディープレスはカウント2。マーサのスリーパーに苦しみながらもリカとタッチしたが、岡田レフェリーがコーナーの沙希様に引きつけられていたため、確認できず。リングインしたリカとのタッチを認めず。ピンチの続くあずさだが、マーサになんとかXファクターを決めるとリカがリングイン。ヒップアタック連打からマーサにミサイルヒップ。これはカウント2。マーサがナックルでやり返し、沙希様もヒップアタックを察知してキックで迎撃。それでもリカは沙希様の蹴り足をキャッチしてドラゴンスクリュー。足4の字を決めると、マーサがモップを手にして介入せんとするが岡田レフェリーが厳格に注意。沙希様がビッグブーツ、リカがヒップアタックでやり返してダブルダウン。あずさが出てくると沙希様にエルボー連打。串刺しエルボーからランニングエルボー。あずさのコードブレイカーからリカがドラゴンバックブリーカー。あずさはブーケを装着して「結婚したい!」とダイビング・エルボースタッブ。しかしマーサがカウントを阻止。マーサに倒されて四つん這いのあずさを踏み台にしてリカがヒップアタック。しかし、マーサが介入してアシスト。沙希様のPKはリカがカット。沙希様は串刺しビッグブーツ。さらにブレーンバスターでぶん投げるもカウント2。二段蹴り式の顔面キックをあずさがかわして丸め込む。腕十字はエビ固めで潰し、さらに丸め込むもすべてカウント2止まり。沙希様が三角絞めからフットチョークで捕獲してギブアップを奪った。

 

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試合後、あずさがマイク。「ニュース速報、ニュース速報。皆さんのお知らせしておりませんでしたが、3月25日の横浜ラジアントホールでは沙希様vs滝川あずさのカードが決定しております。よって本日のタッグマッチは前哨戦だったわけですが、たまたま偶然負けてしまっただけで、次は負ける気はありませんのでよろしくお願いします」沙希様「はぁ? アナタ大丈夫? そんな目に涙堪えて言っても説得力がないわ。あなた負けたことしかないのよね。なんでアタシがそんな人の言うこと聞かなきゃいけないの? とんだコメディーだわ」あずさ「わかりました。ワタシのことが怖いから逃げてんでしょ。いいです。今回は逃げるということで。強さを手に入れるために婚勝軍として活動しているし、もっともっと強くなるために闘わなきゃいけない相手がたくさんいるので今回は許してあげますよ。以上、ニュースをお伝えしました!」あずさは退場。リングにはリカが残る。沙希様「な~に、アナタ、まだいたの? なんの御用かしら」リカ「今まで何度もSIN美威獅鬼軍と闘ってきて、私は沙希様と直接闘いたいです! 私とシングルで闘ってください!(地声で)」沙希様「あなた、よっぽど痛い思いをするのがお好きなようね。次の横浜大会、アナタの挑戦を受けてさしあげてもよろしくってよ。あなたの顔が苦痛で歪むのが楽しみだわ。堪能させてちょうだいね」美威獅鬼軍は退場。リカ「次回3・25横浜大会もよろしくお願いします!」

 

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【試合後のコメント】
沙希様 白コケシ? あの方、アタクシとお試合を続けてきたけど、成長しているように感じるわ。次は1対1であの子の実力や気持ちを確かめて差し上げますわ。ねえ、マーサちゃん。それと一つご報告があります。ワタクシ、美威獅鬼学園を8月から開校することになったの。マーサちゃんがフランスの国有地を安めに買い取ってもらったんだけど、認可もこの調子なら降りると思うわ。アナタ(週刊プロレス誌の東京女子プロレス担当・加藤朝太記者)、「沙希様、万歳」って言ってごらんなさい。
加藤記者 沙希様、万歳! 沙希様、万歳! 沙希様、万歳!
沙希様 な~に、この人! あなたは受験できる資格もなくってよ。
加藤記者 入れてください。
沙希様 黙れ!(マーサのモップで叩かれた加藤記者がデジカメを落とす)

 
リカ 今日まで何度もSIN美威獅鬼軍と闘ってきて、沙希様と1対1で闘うしかないんじゃないかと思い、次横浜大会で決まりました。沙希様に勝ったら、美意識も手に入るんじゃないかと思っておりまして、私は闘う強い女性は美しいと思っているので、勝利も美しさも全部手に入れたい。貪欲にいきたい。
――沙希様と考えが共鳴する?
リカ そうではないですけど、強くて美しいは素晴らしいと思うので、手に入れたい。

 
メインイベントはTOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合。第2代王者の優宇は才木玲佳を相手に3度目の防衛戦。才木も新テーマ曲で入場。15時10分、開始のゴング。グラウンドの攻防からショルダーアタックの打ち合い。ショルダーアタックで倒された優宇だが、ランサルセでコーナーまで運ぶとグラウンドに引きずり込む。三角絞めは才木がエスケープ。コーナー逆さ吊りにして串刺しバックエルボーはカウント2。コーナーポストにぶつけてからのアバランシュホールドをカウント2で返されるとワキ固め。才木はロープに逃げる。才木は突っ込んできた優宇を蹴倒してからボディースラム。キャメルクラッチで絞っていく。優宇がロープに逃げる。才木は優宇をアームホイップで投げ飛ばしてキーロック。優宇がエビで潰し、パワーボム気味に叩きつけんとするが、才木が離さず絞めていく。優宇がエスケープ。才木の串刺しバックエルボーをキャッチした優宇はジョン・ウー。これはカウント2止まり。ボディースラムは才木が堪えてミドルキック。優宇が逆水平でやり返す。ラリーになると、優宇が制して投げんとするが、逆に才木がボディースラム。「れいたん」コールが起こる中、才木がミドルキック。さらに顔面蹴りを放つがカウント2。タワーブリッジは優宇がスリーパーで切り返すもロープエスケープ。才木がロープワークからドロップキック。ブレーンバスターで投げ切るとバックドロップへ。しかしカウント2止まり。優宇は向かってきた才木に払い腰。さらにスリーパーで組みついて胴絞めスリーパーへ。才木はなんとかロープに脚を伸ばす。優宇はならばとラストライドでトドメを刺した。

 

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試合後、優宇がマイク。「なんとか勝つことができました。このベルトがまた戻ってきてくれてすごい嬉しいです。応援ありがとうございました」するとあずさがリングに上がる。場内はどよめき。あずさ「優宇、お疲れ様。優宇は結婚したいと思ったりしますか?」優宇「いつかはしたい思いますけど、今はそんな気持ちはないかな」あずさ「いつかはしたい、か。私はすぐにでもしたい。私もちょっと前まではいつかはしたい、いつかはできるって思ってた。でもそのいつかっていつ? いつかできると思っていて、そのいつかはいつなんだろうと思っていたら、どんどん時間は過ぎていって、周りはどんどん結婚していくし、どんどん焦っていって、そのいつかは来ないんじゃないかと思ったこともある。じゃあ優宇は勝ちたいと思ったことはある?」優宇「それはいつも思ってます」あずさ「じゃあ勝ちたいと思っているのに負けたことはある?」優宇「負けるかもと思って試合はしてないので、ないです」あずさ「私もいつも勝ちたい、負けないと思って試合をしてるんだけど、いつも負けてばかりで。でもプロレスだけじゃなくて人生もアナウンサー試験に負けたり、芸能界にいきたくても失敗したり、そういうのを10年以上続けている。でも優宇はベルト欲しいと思ったら、すぐに手に入ったじゃん。私は簡単に入らないタイプ。でも私はそのチャンスすらなかったの。でも婚勝軍として活動してやっと気づいたことがあって、チャンスがないと言ってたらチャンスはやってこないし、欲しいものだって手に入らないし、結婚だって、そのベルトだって手に入らない。だから婚活するみたいに、そのベルトに対しても活動しなきゃいけない。だから今ここに来たの。プロポーズしなきゃ結婚はできない。だから言わせてください。ずっとそのベルトが欲しかった。挑戦させてください」優宇「覚悟があるならぜひお願いします」優宇が右手を差し出し、あずさが握手をかわして引き揚げた。優宇「ちょっとビックリしたんですけど。あずささんは婚勝軍に入ってちょっとおかしくなっているんですけ、尊敬する先輩の一人。ベルトを懸けて東京女子の全員と闘いたい。断る理由もないしベルトの価値を上げていきたいと思います。あずささんとの防衛戦も決まりましたし、東京女子8月にもう一度、後楽園ホールの試合も決まりました。私ももう一つ新しい目標ができました。8月の後楽園ホール、このベルトを懸けて闘って必ず勝ちます! だから、ここにいる人は全員見に来てください!」

 

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【試合後のコメント】
優宇 才木さんが東京女子に参戦してくれるようになって、一番最初に才木さんが東京女子で試合したのが練馬だったんですよね。筋肉がすごいし、いつかは試合をしてみたいと思っていて、こういう形で初めてのシングルができると思ってなかったので嬉しいのと才木さんに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
――試合後、滝川あずさ選手が挑戦表明したが、シングル未勝利の選手の挑戦を通常は受けないと思いますが。
優宇 断る理由がなかったから。相手が強い、弱いとかではなくて、ベルトが欲しい気持ちと覚悟があれば、私は闘いたいし、東京女子という団体は他団体の選手と闘うことがないので、最低限、東京女子の選手全員を倒すことがベルトを獲った時点で果たさなければいけないことかなと思ったので。こういう形で滝川選手が挑戦表明してくれたのは嬉しいし、いつも婚勝軍といっておかしな部分もあるんですけど、リング上でのコメントを聞いたら、このベルトに懸ける覚悟と気持ちがすごく伝わったので挑戦を受けました。

 
才木 悔しいです。
――何が足りなかった?
才木 最後のほうは記憶がなくて(涙)、気づいていたら天を仰いでました。プロレスデビューをして1年。今回のビッグチャンスを自分のモノにできなかったのは自分の弱さが絶対にあると思うので、またイチから出直して挑戦したいです。東京女子に参戦してシングルで負けたのは初めて。優宇選手には防衛を続けてもらって、私が優宇選手から獲りたい。
――このタイトルマッチからテーマ曲を変えて、並々ならぬ意気込みがあったと思いますが。
才木 このタイトルマッチに懸けていたというかベルトを手にしたかったという思いが強くて、Cheer♡1のみんなの力をもらいながら勝ちにいこうと思って入場曲を変えさせていただきました。

 
あずさ 私もアナウンサーになるために結婚するためにリングで闘っているわけですけど、リングで闘う以上、あのベルトは憧れだったし、いつかは挑戦したいと思っていたし。でも実際に結果を残せていないと言われるし、実際にそうだし。だから自分にチャンスはないのかなと思っていたんですけど、それじゃダメだなと。今こそチャンスだなと思って言わせていただきました。
――実績面で考えたら普通挑戦は難しいのでは?
あずさ そうですけど、初勝利でベルト奪還といったら、それは東京女子プロレス史上ないことだし。でも無理じゃないと私は思っているので。勝てる自信はいつもあるので、それ以上に強い気持ちでいきます。
――一度も負けたことがない選手と一度も勝ったことがない選手が闘うことになるが。
あずさ 正直、今日私が出ていった時も「え~なんで出てきた?」という空気だったし、私がしゃべっている時も「クスクス」みたいな空気だった。正直、結果はないし、気持ちだけですけど、その気持ちがあらわれるのはプロレスのリングだと思うし、その気持ちを表現できるのがプロレスだと思うので。そこだけで勝てるということを見せます。

 
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